Blogs

ブログ

「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる― リース・ミューズ7番地、アトリエからのドローイング、ドキュメント ― 」本日開幕!

お知らせ | 2021.04.20

「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる― リース・ミューズ7番地、アトリエからのドローイング、ドキュメント ― 」が、本日開幕しました!

20世紀のイギリスの巨匠フランシス・ベーコン(1909 -92)。彼の名を一躍有名にしたのは、1940年代から発表していった、叫び、あるいは歪められた人物像や、画面に漂う不穏な雰囲気が強烈な印象を与える一連の絵画でした。

生前のベーコンは、自身の創作プロセスに関する情報を緻密にコントロールし、たとえば、絵画のための準備のドローイングやスケッチはしないと語っていました。 ところが死後、画家が1961年から居を定めていたリース・ミューズ7番地のアトリエに残された膨大な遺留品の調査では、その言葉と相反するような資料が発見され、アトリエでの秘められた画家のもうひとつの顔に関する解明が進められています。

こうしたなか、アトリエの近所に住んでいた縁で、1978 年に画家と知り合い、以後様々な身の回りの仕事を頼まれていた隣人バリー・ジュール氏は、1996年になって、画家の死の直前に突然千点を超えるドキュメントを贈られたと明かしました。生前その存在が確認されていなかったことから、画家自身が創り上げてきたセルフ・イメージを覆すような新たな資料の出現について、研究者の間ではさまざまな意見が取り交わされてきました。

本展では、コレクションのうちから約130点を、「Xアルバム」「ワーキングドキュメンツ」、書籍や油彩画小品、ポスター等「そのほかのアトリエ関連資料」に分けてご紹介していきます。


地下1階展示室: 1950年以降のベーコン作品を想起させるイメージを含む、「Xアルバム」と呼ばれるドローイング群を中心に展示します。

2階展示室:
描き込みや変形が加えられた膨大な数の新聞や雑誌の紙片からなる、
通称「ワーキング・ドキュメンツ(作業資料)」と呼ばれる資料を展示します。