月
―夜を彩る清けき光 The Clear and Mysterious Moonlight ― Various Works of the Moon in Japanese Art
2016年10月8日(土)〜2016年11月20日(日)
日々満ち欠けを繰り返し、時を刻む「月」は、1年間の人々の生活に12か月の節目を与えます。また四季のうつろいに従い景物としてその姿が長らく鑑賞の対象にされてきました。日本の美術において、月は鑑賞や信仰の対象として造形化され、その姿は、やまと絵や水墨画、浮世絵版画などに描かれるとともに、工芸の意匠としても採用されています。
本展では、絵画をはじめ、蒔絵調度、陶磁器、刀装具や甲冑などを「月」をテーマに多面的に展示し、日本人に脈々と流れる「月」への嗜好をあらためて見つめていきます。
展覧会情報
会期 | 2016年10月8日(土)〜2016年11月20日(日) |
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入館料 | 一般1000円(800円)、大学生800円(640円)、
高校生・60歳以上500円(400円)、小中学生100円(80円) ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料です。 ※障がい者とその付添の方各1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。 ※金曜日に入館される渋谷区民の方は無料です。入館の際に住所のわかるものをご提示ください。 ※土・日曜日、休日、小中学生は無料です。 |
休館日 | 10月11日(火)、17日(月)、24日(月)、31日(月)、11月4日(金)、7日(月)、14日(月) |
主催 渋谷区立松濤美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、 日本テレビ放送網 〈前期〉10月8日(土)~10月30日(日) 〈後期〉11月1日(火)~11月20日(日) ※会期中、一部展示替えがあります。 |
展覧会図録
A4判
総ページ数:159ページ
カラー図版:90ページ
「自然を愛でる美術」(河合正朝)
「名所浮世絵の月」(樋口一貴)
「描かれた古典文学の月-観月図と『小倉擬百人一首』を例に」(平塚泰三)
「月への祈り-『月講式』、月天を中心に-」(増田政史)
作品解説
出品目録
欧文リスト
欧文要約
価格:1500円