WHAT'S NEW ニュース&トピックス

news2020.02.24

本日で「2020 松濤美術館公募展」が閉幕し、サロン展「彫刻家・村田勝四郎と日本野鳥の会」の前期が終了しました。両展覧会にお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。

当館は2月25日(火)~28日(金)まで閉館となります。
次回展「第38回渋谷区小中学生絵画展」およびサロン展の後期は2月29日(土)からの開催となります。皆様のお越しをお待ちしております。

news2020.02.12

本日、 2月12日(水)から、「2020 松濤美術館公募展」(~2月24日)が開幕しました。
また、2階展示室ではサロン展「彫刻家・村田勝四郎と日本野鳥の会」(~3月15日)も同時開催しています!

・開館時間 午前9:00~午後5:00(入館は午後4:30まで)
・公募展、サロン展ともに入館料は無料です
皆様のご来館をお待ちしております!


地下1階展示室: 渋谷区在住・在勤・在学(高校生以上)の方々が制作した日本画、洋画、版画などの平面作品、60点がずらりと並びます。



2階展示室:当館所蔵の渋谷区ゆかりの彫刻家、村田勝四郎の作品を展示。その他にも、村田と日本野鳥の会との関わりを幅広く紹介しています。

news2020.01.31

1月31日(金)をもちまして「パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展」は閉幕しました。
本展は会期中大変多くのお客様にお越しいただき、盛況のうちに終えることができました。展覧会をご覧になられた皆様、またご関心をお寄せ頂きました皆様に、心より感謝を申しあげます。
誠にありがとうございました。

次回、2月12日(水)からは「2020 松濤美術館公募展」
サロン展「彫刻家・村田勝四郎と日本野鳥の会」を開催いたします。
ぜひ、この機会にご来館ください!

なお、2月1日(土)から2月11日(火)までは展示替えのため休館いたします。

news2020.01.30

「パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展」はいよいよ明日1月31日(金)で閉幕となります。 最終日は夜20時まで開館し、18時からは会期中最後の建築ツアーもございます。
なお、2月1日(土)~2月11日(火・祝)は休館となりますのでご注意ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

news2020.01.04

新年あけましておめでとうございます。
渋谷区立松濤美術館は、

本日1月4日(土)より開館しております。
2020年も、絵画・彫刻から工芸まで、江戸時代から現代まで、日本から西洋までと、さまざまな展覧会を企画しております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

news2019.12.07

「パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展」 (会期中展示替えあり) が本日開幕しました!

フランス出身の女優、サラ・ベルナール(1844‐1923) は 、ある時は劇場経営者や彫刻家として、またある時は若き芸術家のパトロンとして多彩に活躍し、19世紀末から20世紀初頭にかけてのアール・ヌーヴォーの発展に深く関わった人物でした。
中でも、 サラが画家アルフォンス・ミュシャ(1860‐1939)や宝飾デザイナーのルネ・ラリック(1860‐1945)などの活動を庇護したことは有名で、本展覧会でも数多くのミュシャやラリックの作品がお目見えしています。

本展は、 サラの人生を当時の貴重な写真や肖像画、舞台衣装や装飾品のほか、ミュシャやラリックによる作品をもとに通覧する日本初の展覧会です。

昨年度から全国7館を巡回してきた本展覧会も、いよいよ当館で最後となります。他館では今まで展示されてこなかった作品もありますので、この機会をお見逃しなく!


2階展示室:サラの姿を今に伝える写真や肖像画をはじめ、彼女が実際に身につけたドレスやアクセサリーが並びます。

地下1階展示室:ミュシャやラリックの作品、ポスターや絵画、工芸の数々が並びます。100年以上前、ベル・エポック全盛期の美しい色彩に心打たれます。

news2019.11.24

11月24日(日)をもちまして「日本・東洋 美のたからばこ ~和泉市久保惣記念美術館の名品」展は閉幕しました。
本展にお越し頂きました皆様、またご関心をお寄せ頂きました皆様に、心より感謝を申し上げます。
誠にありがとうございました。

次回、12月7日(土)から「パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展」を開催いたします。
本展では、フランス出身の大女優サラ・ベルナールの人生を、貴重な写真や肖像画、舞台衣装や宝飾品によって通覧します。彼女が活動を庇護した、アルフォンス・ミュシャやルネ・ラリックの作品も必見です。
ぜひ、この機会にご来館ください!

news2019.11.22

名品こだわり解説③《麻の木図・蔡女仙図・綿の木図》

松村景文《麻の木図・蔡女仙図・綿の木図》

江戸(19世紀) 和泉市久保惣記念美術館蔵

《麻の木図》 (部分)

《綿の木図》部分

江戸時代、京都で活躍した松村景文(1779~1843)の三幅対の作品です。

中央は蔡女仙という刺繍を得意とした仙女、右に麻の木、左に綿の木を描いています。よくみると麻の木にはトンボ、綿の木にはカマキリの姿もみられます。いずれも織物や布にまつわる画題で、綿業を家業とした久保家らしく、久保惣コレクションにはこのように家業に因む画題の作品も時には収集したことがわかります。

news2019.11.21


≪伊勢物語八橋・龍田川屏風≫ 部分:在原業平 右隻 第9段「東下り」 
江戸時代(17世紀) 紙本着色 6曲1双 和泉市久保惣記念美術館蔵

日本画家の木村了子さんが、展示を見に来てくださいました。木村さんとは、 2017年度に 当館で開催した「今様」展以来のご縁です。最近では、新潟県燕市国上の国上寺(こくじょうじ)の「イケメン絵巻」の作者として名前が知られています。

 木村さんは登場人物をイケメン化して日本画を描いていますが、古典文学とイケメンについて展示中の≪伊勢物語八橋・龍田川屏風≫を見ながら立ち話をしました。『伊勢物語』に出てくる在原業平は、数々の浮名を流す王朝人。もとが色男なので、誰にも遠慮することなくイケメン化できます。しかし、主人公以外もイケメン化したら主人公が目立たくなるのでは?という疑問に対し、木村さんは「イケメンの群れ」という概念を導入し、登場人物の総イケメン化が可能だと説明してくれました。今日のアイドルグループのように全員がイケメンというのもアリということのようです。なるほどです。

 もともと物語絵の登場人物の多くは面貌(顔立ち)を「引き目鉤鼻」で表現されており、装束やポーズなどの面貌以外で人物が比定され、ストーリーと重ねあわせて鑑賞するのですから、面貌自体が顕在化される必要も無かったということに改めて思い至りました。面貌は鑑賞者の想像にゆだねるという奥ゆかしい(?)暗黙の決まりごとがあったわけです。

今日、仮に、木村さん流に主人公以外もイケメン化された「イケメン伊勢物語絵」なるものが出現しても、各人の身分や職業が明確なら、物語の理解にさしさわりは無いと思います。面貌の顕在化で人物のキャラクターがより明確になるため、想像をめぐらす余地が少なくなるのはさびしい感じもしますが、「イケメン伊勢物語絵」が出現したらやはり見てみたい気がします。