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「後藤克芳 ニューヨークだより “一瞬一瞬をアートする”」本日開幕!

お知らせ | 2020.10.03

「後藤克芳 ニューヨークだより “一瞬一瞬をアートする”」 (会期中展示替えあり) が本日開幕しました!

後藤克芳(1936~2000)は、ニューヨークを舞台に、現代美術の新しい流れとなったポップアートに取り組み、活躍した作家です。主に木を用い、スーパーリアリズムの手法で、驚くべき完成度の高さをみる半立体作品を制作しました。山形県米沢市に生まれ、武蔵野美術学校の西洋画科を卒業。数年後の1964年に渡米、永住権を獲得し、終生制作に励みました。

後藤作品の魅力のひとつは、二面性です。ポップでキッチュな作風とは裏腹に、その仕上がりは非常に几帳面。また、身近な素材を巨大化し、様々な加工をほどこすことで、日常の断片を魅力的なものへと昇華する手法にもご注目ください。

後藤克芳の東京での回顧展は今回が初めて。皆様のお越しをお持ちしております!


2階展示室
アンフォルメルの影響をうけていた初期作品から、ニューヨークで制作された80年代の作品まで、後藤の作風の変化をたどります。友人、河原温の「I GOT UP」シリーズなど、後藤の交流に関する資料展示も。


地下1階展示室
大型の後藤作品が一堂に並びます。緻密に作りこまれた作品の迫力をお楽しみください。