Blogs

ブログ

「津田青楓 図案と、時代と、」展、本日開幕!

お知らせ | 2022.06.18

本日6月18日(土)より「津田青楓 図案と、時代と、」展が開幕いたしました。

夏目漱石らの本の装幀も手がけた画家、津田青楓(1880-1978)を軸に、図案集と図案に関する作品を紹介する本展。
「図案」とは何なのでしょう?工芸品に描かれる模様や絵柄なのか、それとも絵画のような「芸術」なのか。
津田青楓が図案を手掛けた明治から大正時代、その定義は揺れ動いていました。まさに変革期といえる時代だったのです。

それまでの形にとらわれず、自己の表現としても制作されるようになった図案。津田青楓の作品を通し、職人の仕事から美術家の作品へと昇華された「図案」の世界をお楽しみください。

第1会場:2階展示室 津田青楓の図案を一気見できる展示室。予想外なモチーフに驚いたり、美しい木版摺りのいろどりに心癒されたり。 
第2会場:地下1階展示室 津田青楓が図案を手掛けていた頃はどのような時代だったのか。この展示室では青楓の交友関係や彼をとりまく環境を取り上げ、その周辺の仕事を展示。図案とその時代がひろがりをもって見えてきます。