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チャペック兄弟展:撮影コーナーの秘密

お知らせ | 2018.04.09

『チャペック兄弟と子どもの世界~20世紀はじめ、チェコのマルチアーティスト』には、不思議な撮影コーナーがあります。

まるで舞台背景のよう。
それもそのはず、こちらは画家である兄ヨゼフ・チャペックが、子どものミュージカルのために描いた舞台美術のデザイン案を巨大化したものなのです。
アート、文学、ジャーナリズム、演劇、写真などマルチな分野で活躍したヨゼフとカレルのチャペック兄弟。
思えば、多くの日本人が最初に彼らの名を知ったのは、チャペック兄弟が「ロボット」という言葉を世界ではじめて生み出した、『人造人間(R.U.R.)』という劇が、大正時代に日本で上演されたときでした。
展覧会の記念に、そんなチャペック兄弟の劇の登場人物に、皆さんもなってみませんか?