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チャペック兄弟展をみたあとは鍋島松濤公園へ!
その他 | 2018.04.27
松濤美術館で特別展「チャペック兄弟と子どもの世界 20世紀はじめ、チェコのマルチアーティスト」をご覧になったあとは、ご近所の鍋島松濤公園で一息つかれるのはいかがでしょうか。
鍋島松濤公園は当館から徒歩2分。今は公園として皆さんに親しまれていますが、明治時代のはじめには、「松濤園」という名で旧佐賀藩主、鍋島家が営む茶畑でした。茶畑はわずか数年で終了となりましたが、「松濤」の名は由緒ある地名として今日まで引き継がれています。湧水池を中心に土地の高低差を活かした植栽は、坂と谷の町、渋谷らしい趣があります。
鍋島松濤公園は涌水池の公園で、水車があることでも知られています。
春には桜やツツジの花が咲き、秋には紅葉も楽しめます。さまざまな野鳥や昆虫も生息しており、緑豊かなスポットとして多くの人々に親しまれています。
各所に見られる大木は、同園の時代と由緒を感じさせます。
公園入口には遊具や砂場もあり、子ども連れの親子や、学校帰りの児童・生徒たちにも親しまれています。池畔で一息ついて歴史を感じたあとは、木立の間を抜けて、鍋島焼の所蔵館として知られる戸栗美術館まで足をのばし、美術と歴史の散歩道を堪能してみてはいかがでしょうか。