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本日、9月6日から「井上有一の書と戦後グラフィックデザイン 1970s-1980s」が開幕しました。

お知らせ | 2025.09.06

本日、9月6日から「井上有一の書と戦後グラフィックデザイン 1970s-1980s」が開幕しました。井上有一の書とグラフィックデザインの連帯は、いかにして成立したのか。そしてこの連帯が目指すものはいったい何だったのか。西武とパルコを擁する渋谷の地において、井上の書とデザインの関係を考えます。

2階展示室は井上有一が世界に知られることになった《愚徹》や、立体的な凍墨の技法を用いた書など、多彩な作品が並びます。井上有一とデザイナーのコラボレーションとなる作品も展示しています。
地下一階の展示室は、印刷物と井上の書が並ぶ不思議な空間です。見比べることで、デザイナーが井上の書のどこに惹かれ取り入れたかが分かるかもしれません。大作《噫横川国民学校》や晩年の《夢幻記》など、貴重な作品が一堂に会します。