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注目作品《名物裂集古鑑》~11/24まで!のこり9日間!

お知らせ | 2019.11.15

注目作品《名物裂集古鑑》~11/24まで!のこり9日間!

室町時代、中国などから輸入された金襴(きんらん)、緞子(どんす)などの古裂(こぎれ)はとても大切にされました。やがて、茶の湯の流行で、器を入れる仕覆裂(しふくぎれ)や掛軸の表装に使用されるようになりました。 それら貴重な古裂の収集、鑑賞を目的にこのような裂帖が作られることもありました。 本帖は、享和元年(1801)から文化10年(1813)まで13年間にわたり収集した裂をまとめたものです。折帖の裏表、全部で844片が貼りこまれ、パズルのように組み合わされた美しさは、眺めているだけでも楽しいものです。

《名物裂集古鑑》 江戸時代(文化10/1813) 第一次久保惣コレクション 和泉市久保惣記念美術館蔵