エジプト文明は紀元前3000年頃、ナイル川の流域で誕生しました。巨大なピラミッドや壮麗な神殿などの遺跡は、いまも世界中の人々を魅了していることでしよう。古代エジプト人は来世での再生復活を信じ、神殿や墓に色鮮やかな絵画やレリーフ、彫刻や道具などを副葬しました。副葬品には文字や形が刻まれているものもあり、そこからは人々の生活と精神世界を垣間見ることができます。
本展では、当時一部の人々にしか解読できなかったこれらの文字や形、デザインを読み解くとともに、それぞれの素材や色に込められた魔術的な意味についても考えながら、古代エジプト美術の魅力とその世界観を探ります。
出品作品約150点は世界屈指の古代エジプト美術コレクションで知られるスイス・ジュネーヴのガンドゥール美術財団の所蔵品であり、すべて日本初公開となります。大小の彫刻やヒエログリフの刻まれた石碑、レリーフ、アミュレット(お守り)、宝飾品など数々の貴重な作品をとおして、古代エジプト美術の世界をお楽しみください。
展覧会情報
会期 | 2015年10月6日(火)~2015年11月23日(月・祝) |
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入館料 | 一般500円、大学生400円、高校生・60歳以上250円・小中学生100円
※団体(10名以上)のお客さまが同時に入館される場合、2割引となります。 ※障がい者とその付添の方各1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。 ※金曜日に入館される渋谷区民の方は無料です。入館の際に住所のわかるものをご提示ください。 ※土・日曜日、休日、小中学生は無料です。 |
休館日 | 10月13日(火)・19日(月)・26日(月)・11月2日(月)・4日(水)・9日(月)・16日(月) |
主催 渋谷区立松濤美術館
後援 スイス大使館 エジプト大使館文化・教育・科学局 外務省 協力 スイスインターナショナルエアラインズ日本航空 ハーシュ・トランスポート 日本通運 XL保険 監修 ロバート・スティーヴン・ビアンキ 企画協力 アートプランニングレイ |