『今様(いまよう)』とは、「当世風」「現代的スタイル」といった意味で広く使われてきた言葉です。本展ではこの言葉をキーワードに、伝統技法に接点を持つ6名の現代アーティスト(石井亨、木村了子、染谷聡、棚田康司、満田晴穂、山本太郎)を取り上げ、古くからの美術・工芸品から、彼らが何を受け継ぎ自身の表現として変容させているのかを探ります。今回、現代作品約40件に加え、作品との関連性をより理解していただけるよう、イメージの元となった古美術作品約10件も展示し、昔と今をつなぐ作品の共演もお楽しみいただきます。
展覧会情報
会期 | 2017年4月5日(水)〜5月21日(日) |
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入館料 | 一般500円(400円)、大学生400円(320円)、
高校生・60歳以上250円(200円)、小中学生100円(80円) ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料 ※土・日曜日、祝休日は小中学生無料 ※毎週金曜日は渋谷区民無料 ※障がい者及び付添の方1名は無料 |
休館日 | 4月10日(月)、17日(月)、24日(月)、5月8日(月)、15日(月) |
主催 渋谷区立松濤美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、 日本テレビ放送網 〈前期〉4月5日(水)~4月23日(日) 〈後期〉4月25日(火)~5月21日(日) ※会期中、古美術作品に一部展示替えがあります。 |
展覧会図録
B5版
総ページ数:126ページ
カラー図版:66ページ
「このデジャビュ、見たことがある:『今様』をめぐる一考察」(ジョン・ショスタック)
「「今様」を考える」(河合正朝)
「先人への情憬と挑戦-受け継ぎ、変容させる者たち」(大平奈緒子)
作品リスト
価格:1,500円