111年目の中原淳一

2024年6月29日(土)~2024年9月1日(日)
June 29, 2024-September 1, 2024
※会期中、展示替えあり
前期:2024年6月29日(土)~2024年8月4日(日)  
後期:2024年8月6日(火)~9月1日(日)

中原淳一《表紙原画『それいゆ』第39号》1956年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《『少女の友』第33巻第12号》 1939年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一《「ファッションブック」(『少女の友』第30巻第8号付録》1937年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《扉絵原画(『きものノ絵本』)》 1940年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《表紙原画(『それいゆ』第31号》 1954年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《扉絵原画(『中原淳一ブラウス集』)》 1955年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《パッチワークのフレアスカート》 1955年 個人蔵 撮影:岡田昌紘 ディレクション:Gottingham ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《表紙原画(『ひまわり』第6巻第9号)》 1952年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《表紙原画(『ジュニアそれいゆ』第24号)》 1958年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《冬のお部屋の工夫をしましょう (『ジュニアそれいゆ』第7号原画)》 1956年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《三人のスリ》 1962年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

イラストレーション、雑誌編集、ファッションデザイン、インテリアデザインなどマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な活動で知られる中原淳一(1913-1983)。彼は、戦前に雑誌『少女の友』でデビューをし、挿絵や表表紙を手がけ人気を博したほか、編集にも関わっていきました。1937年に日中戦争が勃発すると、戦時色が強まる中で同誌を去ることを余儀なくされます。しかし、中原の雑誌制作への情熱は絶えることはなく、終戦の翌年の1946年には自身が編集長を務める『それいゆ』を創刊。その後も『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』、『女の部屋』などの雑誌を手がけていきました。
中原の生誕111年目を記念し開催される本展では、こうした数々の雑誌に掲載された挿絵や表紙の原画をはじめ、デザインした衣服、アーティストとして制作した絵画や人形など、中原の仕事の全貌に迫ります。「再び人々が夢と希望を持って、美しい暮らしを志せる本をつくりたい」という想いのもと、中原が生み出したこれらのクリエイションの数々を通じて、今もなお色褪せることのない魅力を紹介します。

 

報道関係者様用→「111年目の中原淳一」展プレスリリース

展覧会情報

会期 2024年6月29日(土)~2024年9月1日(日)
June 29, 2024-September 1, 2024
※会期中、展示替えあり
前期:2024年6月29日(土)~2024年8月4日(日)  
後期:2024年8月6日(火)~9月1日(日)
入館料一般1000円(800円)
大学生800円(640円)
高校生・60歳以上500円(400円)
小中学生100円(80円)
※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
※土・日曜日、祝・休日及び夏休み期間は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料 
※障がい者及び付き添いの方1名は無料
※入館料のお支払いは現金または渋谷区キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」のみとなっております。

【リピーター割引】観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と
引き換えに、通常料金から2 割引きでご入館できます。なお、1枚の入館
券につき、1回まで有効となります。
休館日月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
主催:渋谷区立松濤美術館、朝日新聞社
協力・監修:ひまわりや
企画協力:島根県立石見美術館

※展覧会の会期・開館時間・イベント等が変更・中止となる場合がございます。最新情報は当館HPまたはSNS等でご確認いただきますようお願いいたします。

イベント情報

記念講演会「父・中原淳一との思い出」

日時= 7月20日(土) 午後2時~(約1時間)
講師=中原芙蓉氏(中原淳一長女)
聞き手=当館学芸員
場所=地下2階ホール
*無料(要入館料)
*定員70名(要事前申込、応募者多数の場合は抽選)

◎イベント申込方法
往復はがきまたは申込フォームにて承ります。
記念講演会は1通につき1名のお申込みが可能です。応募者多数の場合は抽選となります。

【往復はがき】
〒・住所・氏名(ふりがな)・日中連絡のつく電話番号、参加希望のイベント名をご記入の上、中原淳一展イベント係まで。
【申込フォーム】
当館ホームページ上の申込フォームからお申込みください。
※締切:7月1日(月)
※迷惑メール等の受信制限をされている方は、事前に当館からのメール「@shoto-museum.jp」が受信できるようにドメイン設定をお願いいたします。

アートトーク「中原淳一展開催にあたって」

日時:8月18日(日) 午後2時~(約1時間)
講師:中原利加子氏(株式会社ひまわりや 代表取締役/本展監修者)
場所:地下2階ホール
*無料(要入館料)
*定員70名(要事前申込、応募者多数の場合は抽選)

◎イベント申込方法
往復はがきまたは申込フォームにて承ります。
アートトークは1通につき1名のお申込みが可能です。応募者多数の場合は抽選となります。
【往復はがき】
〒・住所・氏名(ふりがな)・日中連絡のつく電話番号、参加希望のイベント名をご記入の上、中原淳一展イベント係まで。
【申込フォーム】
当館ホームページ上の申込フォームからお申込みください。
※締切:7月29日(月)
※迷惑メール等の受信制限をされている方は、事前に当館からのメール「@shoto-museum.jp」が受信できるようにドメイン設定をお願いいたします。

夏休み子ども美術教室「アップリケでタペストリーを作ろう!」

    (完成イメージ)

 

中原淳一デザインのアップリケの図案をつかって、オリジナルのタペストリーを作ります。
*本ワークショップでは縫い針を使用します。小学校4年生以下の方は保護者の同伴をお願いいたします。

日時:8月2日(金)/3日(土)各日午後2時~4時
講師:宇山あゆみ氏(人形作家)
対象年齢:小・中学生(保護者同伴可)
場所:地下2階ホール
*無料 *定員各日12名(要事前申込、応募者多数の場合は抽選)

◎イベント申込方法
往復はがきまたは申込フォームにて承ります。
夏休み子ども美術教室は1通につき2名のお申込みが可能です。応募者多数の場合は抽選となります。
【往復はがき】〒・住所・氏名(ふりがな)・日中連絡のつく電話番号・参加希望のイベント名・参加希望日程およびお子様の学年をご記入ください。
【申込フォーム】
当館ホームページ上の申込フォームからお申込みください。
※締切 :7月11日(木)
※迷惑メール等の受信制限をされている方は、事前に当館からのメール「@shoto-museum.jp」が受信できるようにドメイン設定をお願いいたします。

学芸員によるギャラリートーク

日時:7月13日(土)、7月28日(日)、8月23日(金) 各日午後2時~(約40分)
*無料(要入館料)*事前申込不要

館内建築ツアー

白井晟一設計の美術館建築を職員がご案内します。

7月5日(金)、12日(金)、19日(金)、26日(金)、8月2日(金)、9日(金)、16日(金)、23日(金)、30日(金)

各日午後6時~(約40分)
*無料(要入館料) *各回定員20名(事前申込不要)

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