特別陳列

エキレキリエブルアート展

色のシンフォニー

2010年7月13日(火) ~2010年8月1日(日)

トルコ共和国の駐日大使館が当区にあり、渋谷区と同国はこれまでもお互いに交流を深めている。「トルコにおける日本年」を記念して「エキレキリエブルアート 色のシンフォニー」展を開催した。
エブルとはトルコ・ペーパー、マーブリングとも呼ばれ、水面に描いた模様を紙や布に写し取る紙装飾美術である。9世紀頃の中央アジアで生まれオスマントルコ時代に盛んになり、現代トルコを代表する伝統美術のひとつでもある。本展は作家であるエキレキリ兄妹による約70点の作品を展示したものである。水模様に映し出された色彩のシンフォニーの、見事な技と芸術をご紹介した。
東西文化の交流地点であり、華麗なる歴史の足跡を色濃く残すトルコの、いまなお続く伝統を紹介し、現代トルコへの理解を深める事の一助となっていたら喜ばしい。

展覧会情報

会期 2010年7月13日(火) ~2010年8月1日(日)
入館料無料
休館日毎週月曜日(ただし、第2週のみ日曜日)祝日の翌日
主催 渋谷区立松濤美術館 
後援 駐日トルコ大使館 
協力 エブルハウス東京
併催 特別陳列 松濤美術館 30年の記録
展覧会図録

展覧会図録

完売