後藤克芳 ニューヨークだより
“ 一瞬一瞬をアートする”
Goto Katsuyoshi : A Pop Artist in New York
―Turning Every Moment into Art
2020年8月8日(土)~9月22日(火・祝)
10月3日(土) ~ 11月23日(月・祝)
大胆かつ繊細。
後藤克芳のポップアート、東京初の回顧展!
1:後藤克芳とは誰か?
後藤克芳(1936~2000)は、ニューヨークを舞台に、現代美術の新しい流れとなったポップアートに取り組み、活躍した作家です。主に木を用い、スーパーリアリズムの手法で、驚くべき完成度の高さをみる半立体作品を制作しました。
2:1960年代、米沢における現代美術の伝道師
自然豊かな山形県米沢市に生まれ、少年期から絵の道を目指し、やがて武蔵野美術学校西洋画科に入学し、その頃知り合った荒川修作や篠原有司男などと交流を深め、故郷で彼らを招いてネオ・ダダを紹介するなど、活発に活動しました。
3:ニューヨークで挑みつづけた36年、その理想と現実
1964年に渡米しニューヨークに居を定め、1972年には永住権を獲得、2000年に同地で病没するまで、商業デザインなどで生計をたてながら、一流のギャラリーで勝負をしようと制作活動を続け、さらにはニューヨークの文化や暮らしを「ニューヨークだより」として晩年まで日本へ紹介し続けました。ニューヨークの様々な芸術家たちと交流をもち、その剌激を大いに受けた後藤の作品群は、没後、遺族により故郷の米沢市上杉博物館へと帰ってきました。後藤が発信する文章や、ポップでキッチュな作風とは裏腹に、非常に几帳面な仕上がりを見せる作品は、見る人を惹きつけてやみません。「日常がアートになる」と、身近な題材を“アート”に昇華させた後藤の作品を紹介します。
報道関係者様用→「後藤克芳 ニューヨークだより」展プレスリリース
展覧会情報
会期 | 2020年 10月3日(土) ~ 11月23日(月・祝) |
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入館料 | 一般500(400)円、大学生400(320)円、
高校生・60歳以上250(200)円、小中学生100(80)円 *( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料 *土・日曜日、祝休日は小中学生無料 *毎週金曜日は渋谷区民無料 *障がい者及び付添の方1名は無料 |
休館日 | 月曜日(ただし、11/23は開館)、11/4(水) |